いよいよキッチンに本格的な壁面収納を作っていきます。
間柱と言う建築現場でも使う壁下地材を使うので補強なしでもグラつきません。
ホームセンターで普通に販売している材料なので是非お試しください!
今回の製作費は2,118円でした!
目次
【材料】間柱と貫を使った本格的な棚
今回使用する材料は間柱(まばしら)と貫(ぬき)です。
間柱は住宅の壁下地に使われる材料で、棚の支柱として使います。
貫は外壁下地などに使われる材料なのですが寸法が棚板にぴったりなので今回は棚板として使います!
【間柱材 (まばしら)材 30mm×105mm】
・2200mm×2本 支柱材
・420mm×2本 棚材
【貫材 (ぬき)材 105mm×17mm】
・420mm×3本 棚材
・450mm×3本 棚材
動画でも解説していますので是非ご覧ください!!
【DIYで棚を作る】木材を使ったおしゃれな棚の作り方!補強なしでもぐらつきが無い棚の作り方を解説します!
【動画時間 59秒】
【作り方】絶対にグラつかない補強の仕方
前回制作した化粧棚のスペースに壁面収納を作っていきます。
化粧棚の2倍の奥行きの21cmの壁面収納を作ります!
まずは支柱の加工を始めます。
ほとんどの住宅で天井付近に廻り縁と呼ばれる天井見切りが打ち付けてあります。その分の欠き込みをしていきます。
今回の奥行きは間柱2枚分なので同じ長さの間柱をもう1本カットします。こちらは廻り縁加工なしです。
カット後に#180の紙やすりで研磨してからブライワックスで塗装します。色はラスティックパインです。
長い材料なので塗装は大変ですが一番目立つ材料なのでしっかりと仕上げましょう!
塗装したら現地にビス留めをします。壁下地があるところにビスを斜めに留めます。
この1本目をしっかりと固定しないと頑丈な棚になりませんので、最低でも3箇所に両面から、計6本のビスを留めましょう!
2本目も同じようにビスで留めていきます。間柱が曲がっていることが多いので、まず上下をビスで留めてから真ん中を抑えながらビスで留めていきましょう!
次に棚板を付けていきます。
真ん中のカウンターとなる箇所だけは間柱で棚板を作ります。支柱と同じようにブライワックスで塗装しておきましょう!
塗装した棚を現地にビス留めします。まずは1枚目を隣のカウンターと同じ高さで設置します。
続いて2枚目も同じようにビス止めをします。これでカウンター棚は完成です!
その他の棚も取り付けていきましょう!
こちらは貫を使って棚板を制作します。2枚目の棚板を3cm長くカットして端を斜めに加工しておきました。
#180の紙やすりでしっかりと研磨後にこちらもブライワックスで塗装します。
ウエスでしっかりと擦るように塗装しましょう!
まず短い方の棚板を設置します。見えづらい下側からスマートビスで斜めにビス止めをしました。重い物を乗せる予定の場合は受け材やL型の金具などで取り付けたほうが良いでしょう。
2枚目の棚板を設置する前に跳ね出し部分の棚板を支える受け材を胴縁で作ります。
奥行き21cmに対して15cm程度の受け材です。スマートにするために先端を斜めにカットしています。
跳ね出しになる左側だけに受け材を写真のように設置します。
そして2枚目の長い方の棚板を設置します。
同じように2段目の棚板も設置して棚の大まかな部分は完成です!
【仕上げ】木材を使ったおしゃれな棚の作り方
最後に幕板部分を作成します。
天井付近の見切り材と思って下さい。
貫で長さにカットして同じく研磨+ブライワックスをしてきます。
写真のように予めビス留めしておくと楽でしょう!
組み立てた幕板を現地に写真のようにビス留めします。
これで壁面収納の骨組は完成です!
次回からそれぞれのパーツを作っていきますね!
【完成品】DIYで棚を作る
【BEFORE】
【After】
【使った材料と費用】
【間柱材 (まばしら)材 30mm×105mm】
・2200mm×2本 1,196円
・420mm×2本 150円
【貫材 (ぬき)材 105mm×17mm】
・420mm×3本 168円
・450mm×3本 168円
合計金額 1,682円
【使った商品と費用】
・ブライワックス 1/10缶 356円
・紙やすり #180 2/3枚 60円
・ビス 20円
合計金額 436円
【使った道具】
メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー
ウエス・ドリル2mm・電動研磨機
【製作時間】
材料カット 30分
塗装作業 60分
組み立て作業 60分
所要時間 150分
今回の作業を含めたキッチンのセルフリノベは進行中です!
詳しくは下記の記事で👇