DIYで壁のリフォームをする場合は最初に思い浮かぶのが壁紙の貼り替えやリメークシートを貼ることでしょう。
しかし今回はちょっとレベルを上げて板材を貼る方法を解説します!
紙に比べて難しいですがその分メリットも沢山あります。木下地になるので棚や収納が取付けやすくなりますし、何より出来上がりの高級感が圧倒的に違います!
難しいと言っても基本的なDIYの作業と何ら変わりありませんので是非ご覧くださいね。
今回はトイレの壁をプチリノベしてみます。
たった632円でできましたよー

目次
【材料】壁紙よりおしゃれで高級感が出る材料

今回使う材料は12mmの厚みの杉板を使います。幅は18cmです。
DIYの材料と言うより完全に建築資材です。俗に野地板(のじいた)と言われる材料で住宅の屋根の下地に使われていた材料です。現在は屋根下地に合板を使う例がほとんどですがホームセンターでは販売している所もあります。
細かい寸法はお好みですが、あまり厚いと作業がしにくくなります。
また、今回は艶を出して高級感を演出したいので「ブライワックス」を使います。

【材料をカット】棚や収納のビス留めも簡単!
【12mm×180mm杉材】
トイレの幅の長さ(1) 4枚 腰板
【1×3材】
トイレの幅の長さ(2) 1本 笠木材
まずは材料をカットします。腰板を貼りたい箇所の長さを図り、材料をカットしましょう!今回使用する材料の幅が18cmなので4枚使って腰板の高さを72cmにしました。
もっと高い方が好みの方はもう1枚使って調節しましょう!
今回使用する野地板(のじいた)は乾燥度が低い材料です。触ってみて湿り気があるようでしたら写真のようにばらして、日陰で乾くまで置いてから使いましょう!
注意:日向で乾燥すると必ず捻じれますので日陰で乾燥してください。

動画でも解説していますので是非ご覧ください!!
【DIY壁のリフォーム】棚や収納の取り付けにも役立つトイレのおしゃれな壁リフォームを徹底解説!
【動画時間14分28秒】
【作り方】DIY壁のリフォーム!腰板の貼り方

今回は工務店時代の事務所のトイレの壁をリフォームします。
エコカラットでデコレーションしていたので、まずはこのエコカラットを撤去します。バールで少しずつ地道に撤去します。
全て撤去が終わりました!意外としっかり接着してあって苦戦しました!!

高さを決める
腰板を設置する場所に高さを出して、簡易的ですが設計図を壁に書いてしまいましょう!
高さは使用する材料の幅の倍数のほうが施工が楽です。木材を縦にカットするのはとても大変です。電動丸ノコがあれば簡単にカットできるのでその場合は自由な高さに決めましょう!
今回使用する材料が18cmだったので高さを72cmにしました。

下地チェッカーを使う

下地チェッカーという下地を確かめる商品があります。
写真のように先端から細い針が出るので、実際に壁に刺してみて下地があるか確かめることができます。
刺してみて針が抜けないようでしたら下地がある証拠です!下地の位置は作業の設計をするにあたって非常に重要です。
材料がビスで留められるように設計しましょう!

材料のカットと研磨
設計が決まったら長さを図り、材料をカットします。材料を上手く使いまわして無駄のないように使いましょう!
左手でしっかりと材料を抑えてのこぎりを使って下さい。

材料を全てカットしたら、材料の角を削る「面取り」をしましょう。
今回はかなり大きな面を取って使い古した感じに仕上げたいので、#60の粗い紙やすりで面を取っていきます!
端材に紙やすりを巻き付けて削ると簡単に出来ます。

面が取れたら次は材料の表面を研磨します。
今回のこだわりポイントですが、ブライワックスを使おうと思います!ブライワックスとは蜜ロウが入っており材料をしっかりと事前に研磨しておくと信じられないくらいの光沢ができるワックスなんです!
何百年も前の古い家の床板のような光沢があっという間に表現できます!
ですので材料の表面は#180の紙やすりでしっかりと研磨します。サンダーという電動研磨機を使ったほうが圧倒的に艶が出る仕上りになるのでおすすめです!
サンダーがない場合は根性で表面がすべすべになるまで研磨しましょうw

研磨後は綺麗なウエスでふき取ってください。大まかな削りカスがとれたら続いて水を硬く絞ったウエスでふき取ってください。
この工程は非常に重要です!削りカスを綺麗に拭いておかないと綺麗な仕上がりになりませんので必ず行って下さい。

塗装工程
腰板を貼る前に塗装もしてしまいます。この方が簡単で綺麗に仕上がるためです。
今回使うワックスは先ほども紹介した「ブライワックス」
色は「ウォルナット」を使います。かなり濃いめのカラーになりますね。

ウエスで材料に塗り込むように塗布します。まずは材料全体にワックスが付くように塗り込みます。色はまだ薄くて大丈夫です。
下塗りなので一通り色が付けばOKです!

一通り材料に色が付いたらすぐに2回目の塗布をします。
ブライワックスはすぐに乾くのでこのぐらい大きな材料であれば塗っているうちに最初の部分が乾いてきます。
2回目は1回目より色の付きが良いので、しっかりと色を塗ってください!1回目より少ないワックスで塗ることが可能です!
2回目が塗り終わったら、そのままウエスの綺麗なところで材料を擦ります!力強くこすると魔法のように材料に光沢が出てきます。
本当に感動しますよw
私がDIYにはまった原因の1つがこの光沢感です!

全ての材料に塗り終わったら最後にもう一度綺麗なウエスで擦りましょう!
面倒かもしれませんが本当に高級な艶感が実感できます。ギュッギュッと力強く擦るとこんな感じの艶感になります!

【仕上げ】ブライワックスでピカピカに仕上げる
ブライワックスでピカピカにした材料をいよいよ腰板として貼り上げます!
今回は濃い色のワックスを使ったのでビスもブラウンのビスを使います。そのまま締めても気にならないくらい目立たなので(逆にアクセントになって良い)単純にブラウンのビスで留めるだけで大丈夫です!
ブラウンのビスはホームセンターで販売しています。

ビス留め作業
下地のある個所にブラウンのビスを留めていくだけです!上下2箇所にビスを留めましょう。
あまりビスを締めすぎるとビス頭めり込んで美しくありません。なので材料にめり込まないようにビス留めをしましょう。

4枚とも同じように貼っていきます。出来上がりを見て何か物足らなかったので急遽、笠木を取り付けることにしました!
笠木(かさぎ)とは腰板上部に取り付ける見切り材の事です。

1×3材を使って笠木を取り付けます。下ごしらえの工程は腰板と全く同じです。
ブライワックスでピカピカにしてから取り付けましょう!

隙間の処理方法

写真のような隙間ができた場合は同じ腰板材で隠しましょう。
長さの短い材料をカットする時はケガをする危険度が上がるので注意してください。
また、小さな材料にそのままビス留めをすると確実に材料が割れてしまうので、事前に下穴を開けておきましょう!

腰板と同じように下からビスで留めていきます。
ビットが届かない場合は写真のような長いビットがホームセンターに売っているので使いましょう

短い笠木も取り付けて完成です。最後にビスの頭をブライワックスを少量付けて塗るとよりきれいに仕上がります。

【チェックポイント】板材、杉板はおすすめ
今回のポイントは何といても腰板の艶感です!
コツは杉材を使う事です。2×4材のようなSPF材より杉は柔らかいので表面の研磨が比較的容易です。
表面を事前にしっかりと研磨できるかが仕上がりの艶感に直結します!
電動研磨機があれば他の材料でも可能ですが、初心者の方で電動研磨機を持っていないという方はまずは杉材から試してみてはいかがでしょうか?
今回の腰板貼りは難しいように見えて意外と簡単です。
材料を図ってカットしてビスで留めているだけです(笑)
簡単な作業の割に艶感のおかげで非常に部屋のイメージが変わりました。正直、工務店時代の何十万円かけたリフォームより価値があるように感じますww
ブライワックスの艶感を是非お試しください!
【完成品】
【BEFORE】

【After】

【使った材料と費用】
・12mm×180mm杉材 2枚 400円
・1×3材 6フィート 1/2本 114円
・ブラウンビス 40mm 26本 18円
合計金額 532円
【使った商品と費用】
・ブライワックス 1/50缶 70円
・紙やすり #180#60 1/3ずつ 30円
合計金額 100円
【使った道具】
メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー・電動サンダー
3mmドリル・長いビット・バール
【製作時間】
エコカラット撤去 10分
材料カット 5分
材料研磨 20分
塗装仕上げ) 20分
取り付け 15分
今回の作業を含めたトイレのセルフリノベは進行中です!
詳しくは下記の記事で👇
