DIYレシピ集

【DIY壁リフォーム】延長コードをおしゃれに隠す方法!壁面収納を上手く使ってリノベします

今回もキッチンリノベの続きです!

DIYですと、どうしても電機の配線工事までできません。既設されたコンセントから延長コードで必要なところまで電源を持ってくるしかありません。

そうなると延長コードが美観を損ねてしまいます・・・・

そこで今回は延長コードを食器棚を作る過程で隠す方法をご紹介します!

製作費は1,562円でした!

 

 

【材料】ホームセンターの木材とブライワックス

使う材料は間柱(まばしら)胴縁(どうふち)がメインになります。

どちらも建築資材ですがホームセンターで販売されています。

特に間柱は壁の下地として使われる頻度の高い材料です!脱ツーバイ材を宣言した私にとって間柱は2×4材の代用品です!

今回の材料のほとんどが食器棚の骨組材になるので、実際に目隠し材として使用するのは胴縁となります。

【間柱材 (まばしら)材 30mm×105mm】 

・1400mm×3本   骨組材

・200mm×2本   目隠し材

【胴縁材 (どうぶち)材 18mm×45mm】 

・900mm×1本   目隠し材

【杉板 野地板(のじいた)120mm×12mm】 

・500mm×2本  目隠し材

【1×1材   19mm×19mm】

・900mm×1本  目隠し材

 

動画でも解説していますので是非ご覧ください!!

【DIY壁リフォーム】延長コードをおしゃれに隠す方法!壁面収納を上手く使ってリノベします

 

【動画時間 1分14秒】

 

【作り方】延長コードをおしゃれに隠す方法!

まず、食器棚の骨組となる間柱(まばしら)をカット・加工します。

長さをカットしたら廻り縁分を欠き込みます。廻り縁とは壁と天井の間にある見切り材です。最近では廻り縁材を使わないでモダンに仕上げる工法が流行りですが、昔の建物には必ずと言っていいほど存在する部材です。

 

加工が完了したらブライワックスを先に塗装しておきます。

今回使用した間柱材は杉なのでブライワックスととても相性が良いです。間柱材には杉と赤松材がありますが、赤松材の方が一般的に材料の精度が高い傾向にあります。

私は杉+ブライワックスが好きなので杉材を選びます(笑)

 

ウエスで塗り込むように塗布するとブライワックスは写真のように艶が出て高級感が出ます!

 

塗装が完了したら現地にビス留めします。水平をしっかりと測って留めましょう!

水平器があれば簡単に水平が測れますが、無い場合はiphoneなどの機能にも水平器が搭載されていますので是非使ってみてください。

いずれにしろDIY水平器は必須になってくるので小さな水平器なら格安です。揃えておきましょう!

 

続いて2本目の間柱を立てます。1本目との間隔は自由ですが、私は背面に貼りたいシートがあったので、そのシートの幅に合わせました!

 

実際にシート当てて寸歩線を出すと間違いがありません!

 

3本目も同様にビスで留めていきます。

 

さて、いよいよ邪魔だった延長コードを隠していきます。

胴縁と1×1材を現地の長さにカットしてブライワックスで塗装しておきます。

 

こちらの延長コードを隠していきます。

ポイントは天井見切りの廻り縁材を上手く使う事です。

 

まずは廻り縁に重ねるように胴縁をビス留めします。

この時に延長コードを廻り縁との隙間に押し込んでおきます。

 

次に1×1材で胴縁の下端に合わせてビス止めをします。

これで延長コードが綺麗に格納できました!

 

断面図で表すと下記のようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に天井に設置してあったコンセントを隠します。壁面から少し離れた所にコンセントが設置してあったのでその分壁厚を増やします。

間柱を写真のように斜めに加工します。

 

加工した間柱を現地にビス留めします!

 

杉板を長さにカットしてブライワックスを塗ります。それをビス留めした間柱に取り付けます。

 

下の部分が空いているので蓋をします。ここは完全に止めてしまうとコンセントの脱着が出来なくなるので、蓋を置いておくだけにします。

100均の板を写真のように加工します。塗装はブライワックスです!

 

受け材をビスで取り付けます。必ず下穴を開けてから細いビスで留めてください!

 

その受け材に板材を上から乗せれば蓋の完成です!

 

 

【仕上げ】壁面収納を上手く使ってリノベします

最後は写真の延長コードを隠します。

 

胴縁の角を写真のように斜めに削ります。

かんながあると簡単に出来ます。というかかんなが無いと難しい加工となります。

小さな替え刃式のかんなであれば安いですし管理も簡単なので是非1本購入することをおすすめします!

 

斜めに削った胴縁をブライワックスで塗装します。

斜めに削ったところに延長コードが収まるようにして胴縁をビス留めします!

 

これで完成です!

 

 

【完成品】DIY壁リフォーム

BEFORE

 

After

 

【使った材料と費用】

【間柱材 (まばしら)材 30mm×105mm】 

・1400mm×3本   897円

・200mm×2本    80円

【胴縁材 (どうぶち)材 18mm×45mm】 

・900mm×1本   74円

【杉板 野地板(のじいた)120mm×12mm】 

・500mm×2本   88円

【1×1材   19mm×19mm】

・900mm×1本  94円

合計金額 1,233円

【使った商品と費用】

・ブライワックス 1/20缶  173円

・板材    1枚   108円

・紙やすり  #180 1/3枚  30円

・ビス    18円

合計金額 329円

 

【使った道具】

メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー

ウエス・ドリル2mm・電動研磨機・かんな

【製作時間】

材料カット      30分

塗装作業       40分

組み立て作業     60分

 

 

所要時間 130分

 

 

今回の作業を含めたキッチンのセルフリノベは進行中です!

詳しくは下記の記事で👇

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