今回は100均の金具を使った簡単ペーパーホルダーの作り方をご紹介します!
とっても安くて簡単ですので是非チャレンジしてみてください。
目次
【材料】トイレの棚おしゃれなペーパーホルダー
今回使う材料は1×4材(19mm×89mm)の3フィート(91cm)を1本使います。
実は多くのホームセンターでは1×4材と2×4材は3フィート(91cm)より6フィート(182cm)の方が安い傾向にあります。
これはこの材料が多く販売されるため特別に安くなっているからです。ですので、3フィート使う時も6フィートを購入して余りは他の作品に使うと良いでしょう!
そして、セリアさんのアイアンバーも使ってみます!この手のアイテムは充実しているのでDIYの棚作成には必須のアイテムになります。
【材料をカット】板で作る簡単な収納棚
まずは材料をカットします。図面を見ながら寸法通りにカットしましょう!
【1×4材】
330mm×1本(1) 天板
【1×4材】
310mm×1本(2) 天板受け
【1×4材】
89mm×1本 その他
動画でも解説していますので是非ご覧ください!!
【トイレのおしゃれなペーパーホルダーの作り方!材料カットから塗装仕上げまで】
【動画時間 14分20秒】
【作り方】セリアの金具を使って簡単に作る!
ビスで留める
材料をビスで留めます。今回使う材料は厚さ19mmの1×4材です。
ビスの長さは材料の厚みの2倍ほどが良いでしょう。今回は25mmのコーススレッドを使いました。短いように感じますが実際は埋木のために下穴を掘りますので十分な長さです。
下穴を開ける位置を決めましょう!長手方向は5cm位の所、端からは1cm位の所に開けると丁度良いでしょう。
まずは2mmのドリルで下穴を開けます。ドリルの太さはコーススレッドの太さより一回り細い直径を選びましょう。
今回のような棚を組み立てる時は材料が水平になるように、反対側に同じ幅の材料を挟むなどして工夫すると、ビス締めが簡単に安全に出来ます!
埋木の為の下穴を開けます。ダボドリルというインパクトドライバー専用のドリルを使います。今回は10mmのダボドリルを使って下穴を開けます。
穴を開ける時にドリルを最後まで材料に押し付けると材料が凹んでしまうので綺麗に仕上がりません。1cm程度の深さの穴が開けば十分です!
ビスを留めます。2mmのドリルで下穴を開けてあるので、材料がズレずに締めることができます!下穴を開けておかないとここで苦労します。
ビスを締める時はしっかりとした方向に押しながら留めてください!
全ての材料をビスで固定してください。
埋木をする
ダボドリルで開けた下穴に木工用のボンドを付けます。埋木はボンドをしておかないと時間が経つと取れてしまう恐れがあるためです。
家具を購入した時などに木工ボンドが付いてくる場合があるので取っておくと便利です!
下穴に埋木を打ち込みます。今回は10mmのダボドリルを使ったので、10mmの丸棒を打ち込みます。
サイズがジャストなので打ち込む前に丸棒の先端を紙やすりで削るか、カッターで落とすかすると綺麗に埋木ができます。
この処理をしないと、材料がめり込んでしまい綺麗に仕上がらない場合があるため、面倒かもしれませんがひと手間かけてください!
丸棒をのこぎりでカットします。1×4材と同じ面でカットするのですが、慣れないうちは1×4材に傷を付けてしまうので、少し残し気味でカットして、紙やすりで綺麗に整えると綺麗に仕上がります。
のこぎりには「あさり」とよばれる刃が左右に広がっている構造があるため材料に傷がつきます。ホームセンターには「あさり」の無いノコギリも売っています。そのようなのこぎりを使えば材料に傷がつきませんのでおすすめです!
埋木の頭を紙やすりで整えます。#180くらいの紙やすりで埋木の出っ張りを綺麗に仕上げます。
市販の紙やすりを1/6のカットして写真のように木材に巻いて使うと簡単に使えます!
組み立て完了です!
【仕上げ】ワトコオイルとエイジング加工でおしゃれに!
エイジング加工
エイジング加工とは使い古したような風合いを出す加工のことです。
粗めの紙やすりなどを使って角に丸みをつけていきます。今回は#60の紙やすりで角を取っていきます!
コツは表側だけでなく裏側もしっかりと削ることです。削る度合いは好みによりますが削れば削るほど古い風合いが出てきます!
粗めの紙やすりで木目に対して直角に擦ると材料に傷がついて風合いが出ます!
ビスで傷を付ける方法もあります。木目に沿って傷を付けましょう!
木材には白い所と赤い所があります。白い所の方が柔らかいので傷がつきやすいです。ですので白い所傷つけたほうがリアル感が上がります!
材料の中央部より端部分を重点的に処理しましょう。
のこぎりの先端で引っかく方法も有効です!木目に対して直角に傷を付けると塗装後の仕上がりが濃くなってイイ感じになります!
あまりやりすぎるとリアル感がなくなるので程々にしておきましょう。
最後に全体的に#180程度の紙やすりで仕上げてください。ボロボロな感じが好みであれば仕上げは必要ありません。
仕上げたあとはウエスで削り粉を綺麗にふき取ってください。ちなみに私はユニクロさんのタンクトップが大好きなので、ヨレヨレになったタンクトッポをウエスに使っています!
流石ユニクロさんなので記事がしっかりしていて使いやすいです。
ワトコオイルで仕上げ
仕上げに塗装処理をします。今回は「ワトコオイル」のダークウォルナットを使いました!
ワトコオイルは臭いが少ないので自宅で塗装するにはおすすめです。予め別の容器に入れておくと塗装が簡単に出来ます。
オイルステイン系は刷毛で塗るより、布で塗り込む感じの方が上手くいきます。ウエスに適量染み込ませて材料に塗り込むと初心者でも簡単に仕上がります。
時間を空けて数回に分けて塗装したほうが濃く、綺麗に仕上がります。
エイジング加工時にビスやのこぎりで傷を付けた部分が濃くなっているのが分かります。一度塗装を経験すれば2回目からはエイジング加工を狙ってできます。
材料が乾いたら、最後に100均のアイアンバーを取り付けます。
アイアンバーが黒だったのでビスも黒を使います。このようなビスは色々な商品の予備などで付随してくるので捨てないでとっておくとこのような場面の使えます!
先の細いビットを使えばインパクトドライバーでも留めることができます。材料によっては硬くて留めにくい場合があります。そんな時はドリルで下穴を開けると簡単です。
完成です!トイレットペーパーなら2本、キッチンペーパーも入る大きさです。
【チェックポイント】壁に棚を付ける方法
壁に棚を取り付ける場合、壁の内部に下地が無いと丈夫に取り付けができません。
住宅の90%以上が壁に耐火ボードと言われる素材で作られています。石膏ボートとも言いますが、チョークのような素材だと思って下さい。
この石膏ボードに棚を取り付けてもすぐに壊れてしまうので専用にビスを使って壁に棚を取り付けてみましょう!
動画でも解説していますので是非ご覧ください!!
【壁に棚を取り付ける方法】
【動画時間 2分37秒】
先にビスを留めておく
先にある程度ビスを仮止めしておくと棚の取り付けが格段にラクになります。
まずはビスを締める為の下穴を開けます。写真のように穴を開ける下にあて木をしておくと、テーブルに穴を開けずに綺麗に開けられます。
このサイズのの棚であれば2箇所、ビスで留めれば十分です。なるべく離れた個所に2箇所穴を開けましょう!
ビスを仮止めしておきます。この時に裏側からビスの先端が少しはみ出すくらいまでビスを締めてください。
この先端部分で壁に印を出す為の重要なポイントですのでしっかりと守ってください!
指で触って引っかかるくらいまで出します。
壁に取り付ける
取り付けたい高さを図ります。棚の上端の寸法を出しておくと良いでしょう!
棚を壁に押し当てます。そうすると先ほど少しだけ出しておいたビスの先端で壁に傷がつきます。
この時に高さもしっかりと合わせてから強く押しあてて下さい!
先端で付いた傷に専用のビスを留めます。
専用のビスには下穴ありタイプとなしタイプがありますが、なしタイプの方が使いやすいのでそちらを使います。
右側が下穴なしで使える専用ビスです!
専用ビスを留めたら棚を合わせてビスを完全に締めれば取り付け完了です!
専用ビスに積載荷重が記載してあるので、その重量以上のものは置かないようにしましょう。
片方だけでも壁下地があるところにビスを留めたほうが圧倒的に丈夫に取り付けが可能です。もし、下地がある場所に留められるようでしたら1箇所でも留められるようにしてください!
アレンジ
設置するとトイレットペーパーが丸見えなので少しアレンジしました!
100均のランチシートで目隠しします。
使いたい分だけカットして、細い木材で固定します。
固定にはタッカーという工具を使います。大きなホッチキスのようなものです。
上記をペーパーホルダーにビス留めすれば完成です!
トイレットペーパーが見えなくなりモダンな感じになりました。
【完成品】トイレの収納棚(ペーパーホルダー)
【使った材料と費用】
・1×4材 6フィート 1/2本 114円
・コーススレッド 28mm 4本 2円
・スマートビス 50mm 2本 2円
・丸棒 5cm 8円
合計金額 126円
【使った商品と費用】
・アイアンバー セリア 108円
・ワトコオイル 20ml 108円
・紙やすり #180#60 1/6ずつ 10円
合計金額 226円
【使った道具】
メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー・かなづち
2mmドリル・細いビット・ダボドリル
【製作時間】
材料カット~組み立て 30分~60分
エイジング加工 10分~20分
塗装仕上げ(乾燥時間含む) 45分
取り付け 10分
今回の作業を含めたトイレのセルフリノベは進行中です!
詳しくは下記の記事で👇