今回は扉を使って窓の目隠しリフォームをする方法です。
トイレの古いルーバーサッシを見せたくない・・・・でも明かりは取り入れたい。
そんな時に役に立つアイデアです!
2×4材と100均グッズで出来る簡単なDIYです。扉の作り方も合わせて解説しているので是非ご覧くださいね。
今回の材料費は1,637円になりました!
目次
【材料】100均グッズを使って扉を作る
今回使用する木材は1×1材と1×2材です。どちらも扉の骨組になります。
ホームセンターに行けば購入できる木材ですので誰でも作れます。
1×2材は枠材にして1×1材を格子材にすると可愛い扉座が出来てしまいます!
この他に100均グッズを少し使えば誰でも簡単に扉が作れてしまいますよ。
【材料をカット】トイレのルーバーサッシを簡単リフォーム
【1×4材】
450mm×2本 枠板
300mm~150mm 1820mm 1本 カウンター材
【1×2材】
450mm×4本 扉枠板
【1×1材】
450mm×1本 格子材
225mm×2本 格子材
窓枠の寸法に合わせて材料をカットしましょう。
格子が正方形に近いほどバランスの良い扉になるので、調整できるようでしたら正方形を目指しましょう!
動画でも解説していますので是非ご覧ください!!
【DIY窓の目隠しリフォーム】2×4材や100均グッズを使った窓のおしゃれな目隠しアイデア!
【動画時間2分10秒】
【作り方】DIY窓の目隠しリフォーム
窓枠とカウンターを作る
扉を取り付ける前に窓枠とカウンターもプチリノベしてみましょう!
写真の縦枠部分が古いサッシ枠だったので1×4材で隠します。丁度2枚分の枠を寸法に合わせてカットします。
カウンターも寸法に合わせてカットします。
トイレの奥側にあるサッシだったのでなるべく沢山物が置けるように斜めにカウンターを設置することにしました。
同じ割合でカウンター斜めになるように計算してカットしましょう!
カウンターの前面部分は写真のように大きめの面を取っておくと良いでしょう。
#60の紙やすりで面を取ると簡単に大きな面ができます。4面を忘れずに面取りしましょう!
面取りが完了したら塗装をします。
今回もブライワックスの「ウォルナット」を使います。ウエスに適量とり、材料に擦り付けるようにして塗布します。塗布後ウエスの綺麗なところで材料を何回も擦ると光沢が出てくるので必ず行って下さい
塗装が終わったら窓枠とカウンターをビスで留めます。
ブロンズかブラックのビスを使えば、そのまま留めても気にならないくらいです。材料の端側にビスを留める時は必ず下穴を開けてからビスを留めましょう!
扉の取り付け準備
次は扉の取り付け準備をします。トイレのサッシで多いタイプのルーバーサッシ。
サッシの開閉の為にオペレーターと呼ばれるハンドルが付いている場合があります。
このような物があると扉が綺麗に収まらないので、予め先に細かい部分だけ枠材を取り付けてしまいます。
まずは赤丸部分の小さな箇所を埋めていきます。
1×2材を現場に合わせてカットします。少しでもピッタリと作るために材料を欠き込んでみます。
写真のように材料の直角方向をのこぎりで切り目を入れてから、のみで小口方向から欠くと簡単に欠き込みができます。
ハンドルの上部も同じように1×2材で埋めておきます。
写真のように、この後扉を付けやすいように下地をあらかじめつけておくと、あとで楽ができます!(赤丸の2箇所)
扉の制作
扉の右側部分がハンドルを回すと当たってしまうので写真のように削っておきます。
これは失敗でしたね(笑)大丈夫だと思っていたのですが実際に合わせてみるとハンドルが当たってしまいました。
先ほどの準備段階で1×2材ではなく1×3材を使えばよかったと反省してます。。。
枠材を組み立てます。枠材の小口に木工用ボンドを付けて組み立てます!
あまり多いと溢れてしまいます。もし溢れた場合は布でしっかりとふき取っておかないと塗装が上手く入りません!
固定する方法はタッカーと呼ばれる工具を使うと良いでしょう。
タッカーとは巨大なホッチキスのような工具です。今回のような扉であれば木工用ボンドとタッカーで十分に組み立てが可能です。
ホームセンターでも販売しているので是非お試しを!針は別売りです。
格子も同じようにタッカーで留めていきます。木工用ボンド併用なのでタッカーは裏面のみ打てば大丈夫です。枠材は2本、格子は1本タッカーを留めましょう!
#60の紙やすりで組み合わせ部分の面を取っておきましょう。
この工程で扉が可愛く仕上がってくれます。格子の組み合わせ部分も忘れずに面取りをしましょう!
扉が出来たら、ひとまず現場で合わせてみます。合わなければ微調整をここでしましょう。
少しきつめに作るとビスで固定する必要がなくなり、脱着式にできます!
【仕上げ】窓のおしゃれな目隠しアイデア!
扉を仕上げる
骨組が出来たら扉を仕上げていきます。
まずはブライワックスで塗装します。塗装方法は枠材と同じ方法です。一気に雰囲気が出てきました。
本来ガラスが入る箇所に100均のPPシートを使います。
大きさによりますが今回は2枚使います。古いルーバーサッシを隠したいけど明かりは少し欲しいので、半透明のPPシートを使います。
扉に木工用ボンドを付けて写真のように先にPPシートを貼ってしまいましょう!
カットしてから貼っても良いのですが、こちらの方法のほうが楽にカットできます。
PPシートもタッカーで留めると良いでしょう!真ん中の合わせ目は写真のように2枚に渡って留めると上手くいきます。
2枚とも貼ったらボンドが乾燥するまで少し待ちます。
いらない部分のPPシートをカットします。
カッターでカットできますが非常に滑るので注意が必要です!!
取手を付ける
100均の取手を取り付ければ完成です!!
取手の位置はお好みですね。下に付けても良い感じかもです。
これで古いルーバーサッシが見えなくなりました!
【チェックポイント】2×4材で簡単に作る
タッカーという工具さえあれば今回のように簡単に扉が作れてしまいます。
材料は正直言って何を使っても大丈夫ですが、私のおすすめはやっぱり1×2材と1×1材ですね!
この2種類のバランスが絶妙だと個人的に思ってます。
タッカーはホームセンターで売っていますし、それほど高い物ではありません。この他でも細かい材料の組み立てにはかなり重宝するので是非1台持っていても良いのではないでしょうか!
ご自宅のサッシのこのような扉を取り付けるだけで随分と雰囲気が変わりますよ!
【完成品】窓のルーバーを目隠し!
【BEFORE】
【After】
【使った材料と費用
【1×4材】
・450mm×2本 114円
・1820mm 1本 228円
【1×2材】
・450mm×4本 656円
【1×1材】
・450mm×1本 47円
・225mm×2本 47円
合計金額 1,092円
【使った商品と費用】
・ブライワックス 1/20缶 173円
・PPシート 2枚 216円
・取手 1組 108円
・紙やすり #60 1/3枚 30円
・ブラウンビス 20本 18円
合計金額 545円
【使った道具】
メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー・タッカー
3mmドリル・下地チェッカー・ウエス・のみ
【製作時間】
材料カット 20分
枠・カウンター塗装 20分
枠・カウンター取り付け 20分
扉制作(塗装込み) 50分
取り付け微調整 20分
所要時間 130分
今回の作業を含めたトイレのセルフリノベは進行中です!
詳しくは下記の記事で👇