HOW TO 基礎知識

DIY中級者が揃えておきたい工具を全て教えます。おすすめ工具(中級編)

この記事ではDIYの楽しさを知り、本格的にDIYを始めようと思っているあなたへ、中級者が揃えておきたい工具をご紹介します!

私の考えでなるべくお金をかけずにDIYをするという目標があるので、必要最低限の工具とちょっと値が張るけど、あるとすごく便利な工具とに分けて解説してきます。

自分愛用の工具を揃えるということはDIYの楽しみの一つです。初心者を抜けだしたい人は特におすすめですので是非ご覧ください。

 

ある程度の出費は覚悟

初心者の揃えるべき工具と違って、中級者の揃えるべき工具はどうしても、ある程度の出費は覚悟しないといけません。

しかし、なるべくお金をかけないでDIYを楽しめるように、①で最低限に揃えておくべき工具、②でお金はかかるが凄く便利な工具とに分けてお話しします。

中級者とは棚や収納などの小物からある程度の大きさの家具までを作れるレベルだと思って下さい。

また、ただ作るだけでなく精度の高い作品を作るための工具もご紹介しているので参考にしてください。

 

中級者におすすめの工具①

まずは最低限、揃えておきたい工具から紹介します。

なるべくお金のかからないものを紹介していますので参考にしてください。

 

インパクトドライバー

DIYをある程度、本格的に始めるために必須のアイテムが「インパクトドライバー」です。正直これを持っていないと始まりません。

先端に専用のビット(ドライバーの先のようなもの)があり、種類も沢山あるのであらゆる場面で活躍してくれます。

ただ金額が2~3万円するものがメインなので有名なメーカーではない商品で安く購入することも選択肢の1つです。

基本的に充電パックは消耗品で買い替えないといけません。実は充電パックって凄く高いので(商品価格のほとんどが充電の値段かってくらい)大事に使いましょう。

大工の頃は1年くらいでダメになっていました。なるべく電池を使い切ってから充電した方が長持ちします。大事に使えば数年は持つでしょう。

インパクトドライバーの中には小型の物もありますが、なるべくスタンダードのものを購入したほうが、使い勝手が良いです。あまり小さいと力が入らずビスを締めるのに手間取ります。

値段は高いですが、インパクトドライバーだけは手に入れたいアイテムです!

 

ドリル

各種ドリルも必要ですね。ビスを締めるときにヒビ割れしないように下穴を開けるのに必要です。

昔はドリルドライバーで穴を開けていましたが、今は六角のショートビットと記載してあるものであればインパクトドライバーでもドリルは使えます。

50~60mmくらいの厚みであればインパクトドライバーで穴あけしても、全く問題ありません。ただ100mmほどの材料に何か所も穴を開けるような場合は充電パックに負担がかかるため専用の工具を使うことをおすすめします。

また、ダボ穴専用のドリルもあります。深さ1cmほどの穴を開けられるので、その後にダボを埋めるとビスの頭が隠せて綺麗に仕上がります。

 

クランプ

クランプとは材料を固定する工具です。

ビスで材料を留める時に材料が動くと上手く締めることができません。クランプでしっかりと固定しておくと失敗せずにビスが留められます。

またボンドで接着する際のもクランプで締め付けて置く必要があるため、様々な場面で使うことになります。

 

水平器

水平器とはその名の通り水平を調べる工具です。

テーブルや椅子、棚の取り付け、下地の設置などありとあらゆる場面で使いますので、是非とも持っていたいアイテムです。

サイズも様々ですが、あまり小さいと精度が低くなってきますので、30cmくらいの物を選ぶと良いでしょう。

またiPhoneをお持ちの方はスマホが水平器になってくれるのでそちらを使っても良いですが、DIYを本格的に始めたい方は水平器の購入をおすすめします。

 

下地チェッカー

下地チェッカーとは細い針を壁に刺して、下地があるか調べる工具です。

壁に棚を取り付ける時などに便利です。針も細いので刺した跡も目立ちません。

持っていると非常に重宝しますのでおすすめです。

 

鋸ヤスリ

こちらは材料のエイジング加工をするために必須です。

エイジング加工とは使い古したようにダメージ加工することで、加工後に塗装をするととてもおしゃれに仕上がります。

エイジング加工をしない人は必要ありませんが、一度ダメージ感を味わうと癖になりますよ。

 

中級者におすすめの工具②

次はお金がかかってしまうが、あると便利な電動工具を2つ紹介します。

ここら辺までそろえると「おーやってるな!」感が出てきます。

お値段と相談して購入してください。

 

電動丸ノコ

大工が1人1台必ず持っている工具「電動丸ノコ」です。

圧倒的に材料のカットが簡単になります。一度、電動丸ノコを使うと手でカットするのが馬鹿らしくなります。

その分、危険な工具になりますのでマニュアルはしっかりと呼んで何度も練習してください。

サイズはあまり小さなものを選ぶとパワーが足りないので定番のサイズが良いでしょう。また有線と充電式がありますが1台目は絶対に有線の電動丸ノコを購入してください。

パワーと丈夫さが違います。1台購入すれば10年以上は使えると思いますので買う価値は十分にあります。

 

サンダー(電動やすり)

2つ目の電動工具は「サンダー」です。電動のヤスリ機ですね。

手で紙やすりをかけた物とは比べ物にならないほど綺麗に仕上がります。

ただ、ツーバイ材などの材料はある程度、綺麗に加工がされているので必須ではありません。手でヤスリをかけるのが嫌な人にはおすすめです!

 

工具に愛着を持つ

ここまで揃えると、本格的にDIYをやっていると公言していいでしょう!

DIYと工具は密接に関係しています。新しい工具を買うと何か作りたくなってたまらなくなります(笑)

どの工具も1度購入すれば、ほぼ最後まで使える物です。自分の工具に愛着を持って楽しいDIY生活を送ってください!