DIYレシピ集

【DIY目隠しのコツ】2×4材で作る扉。キッチンの換気扇を目隠しする裏技を伝授します!

今回もキッチンリノベです!

工務店時代に使っていた簡易的なキッチンですので、換気扇や蛍光灯が丸見えです・・・

そこで、棚の扉と同じものを作って換気扇や蛍光灯の目隠しをしていきます。

リノベのコツは、まず見せたくないものから順に隠していくこと!

正直言ってキッチンリノベは、これからどうしようか悩み中ですが、そんな時はまず隠したい物を隠していくと、次のアイデアが生まれるものです!

制作費は2,557円でした!

それでは扉を作っていきます!

 

 

【材料】2×4材で作る扉。

 

材料はワンバイ材と100均のPPシートのみです。

1×2材を扉の枠材にして、1×1材を扉の格子材にします!

PPシートと言うのはプラスチックでできたシートです。セリアさんで売っているのですが、写真のように半透明のシートは黒い半透明なので今回のように目隠しする時には重宝します。

また、PPシートはとても丈夫なので、扉に取り付けると扉自体の強化にもなって一石二鳥です!

 

 

【材料をカット】キッチンカウンター上の目隠し

【1×2材】 

・400mm×8本   扉枠材

・465mm×6本   扉枠材

・170mm×2本   扉枠材

【1×1材】 

・325mm×3本   扉枠材

・225mm×6本   扉枠材

・170mm×1本   扉枠材

今回、目隠しする幅が扉の3枚半ほどの長さだったので、上手くバランスがとれるように1枚の幅を調整しました。

一番、左の扉は配管を隠すためにPPシートではなく「プラダン」を使いました。

プラダンはハニカム構造のプラ板でとても軽く施工性も良い材料です。こちらも100均で購入できるので使い勝手が良いです!

 

動画でも解説していますので是非ご覧ください!!

【DIY目隠しのコツ】2×4材で作る扉。キッチンの換気扇を目隠しする裏技を伝授します!

 

【動画時間 1分20秒】

 

【作り方】100均アイテムを使って扉を作る

現場の寸法を測って扉の寸歩を決めます。丁度3枚半になるように調整しました。

まぁこの辺はあまりシビアにならなくても大体の見た目が確保できれば問題ないと思います。

カットが済んだら、材料の面取りをしておきましょう。

ワンバイ材は最初から面が付いているので、カットした木口にも面取り加工しないと組み立てた時に違和感があるので面取りをしておいた方が綺麗に仕上がります。

かんながあるととても簡単に面取りができますが、なければ番手の粗い紙やすりで削って面取りをしましょう!

 

ブライワックスで塗装

組み立てる前にブライワックスで塗装としておきましょう!

使う色は「ラスティックパイン」です。ウエスを使って塗り込むように塗装をしていきます。塗布後しばらくしてから綺麗なウエスで擦ると光沢が出ます。

 

この光沢がブライワックスの魅力です!

ワンバイ材のようなSPF材は正直いって塗装が染みにくいので、本当は杉材のような柔らかい素材が好きです(笑)

 

組み立て工程

塗装が済んだら組み立てに入ります。

組み立てには木工用ボンドとタッカーを使います。タッカーとは木工用のホッチキスだと思って下さい。

木工用ボンドを小口に付けてタッカーで留めれば簡単に組み立てができます。

 

木工用ボンドが乾くまで、弱々しいですが乾けば強度が出ますので、タッカーは片面だけで十分です。

 

同様に木工用ボンドとタッカーでPPシートも貼り付けます。この工程で扉の強度が格段に上がります。

タッカーはプラスチック板くらいだったら簡単に貫通します!

このように板状のものを貼ると作品は強度を上げることができるので、強度が欲しい時はこの方法が有効ですよ!

 

1枚だけPPシートではなくプラダンを使います。

 

貼り方はPPシートと全く一緒なのでとても簡単です!

後ろを見せたくない時はこのように半透明ではない板を使うと良いでしょう。

 

木工用ボンドが乾くまで少し休憩です(笑)

タッカーで枠材が片方に引っ張られる傾向があるので写真のように重りをのっけて乾燥を待ちましょう!

 

 

【仕上げ】キッチンの換気扇を目隠し

取り付け工程

扉が完成したらいよいよ取り付けです。

今回は換気扇と蛍光灯の目隠しが目的ですが、目隠し裏のデッドスペースにも簡単な棚を作る予定ですので、扉を開閉できるようにします!

小さめの蝶番をまずは扉側に取り付けます。

 

取り付け位置をマークして、丁番を取り付けるのですが必ず下穴を開けてください。

このようなとても小さなビスを留める時は下穴が無いと上手くいきません。

1mmドリルで蝶番の穴の中心に下穴を開けましょう。この下穴の位置が蝶番の穴の中心に開けられないと蝶番は正規の位置に取り付けられなくなるので、下穴は慎重に開けましょう。

 

2枚とも蝶番を取り付けます。残りの1枚は壁に直に取り付けるので蝶番は使いません。

 

現地に扉を取り付ける時も下穴を開けましょう。

この作業が一番嫌いです(笑)

扉を支えながら正確な位置に下穴を開けないといけないので緊張します。自信の無い人はクランプなどで扉を完全に固定してからビスを留めることをおすすめします。

私は面倒なのでやりませんが・・・・

 

2枚目の取り付けます。

大分キッチンの印象が変わってきましたね。

やはり、リノベは隠しながら進めていくと楽しいですし、新たなイメージも沸いてきます!

 

【チェックポイント】目隠しする裏技を伝授

2枚目まで取り付けが出来たら、半端分の扉を作ります。

コツは最初に作らないで、実際に2枚取り付けてから半端の扉を作ることです。

どうしても寸法通りにならないのがDIYの難しさであり楽しさであります。

実際に2枚の扉を取り付けた後に現地の寸歩を測ると不思議と3~5mmくらい違ってくるんですよね。

扉の幅が決まったら、同じようにワンバイ材をカットして組み立てます。

ここで1つコツを伝授!

今回のような扉を作る時に横の枠材の長さは全体の長さから縦の枠材2本分を引いた長さになりますよね?

単純に2本分引いても良いのですが写真のように全体の長さを赤線の所に合わせて、2本の材料にスケールを合わせると、青線の所が横の枠の長さになるんです。

単純な事ですがプロの大工も使っている方法です。ミリ単位まで引き算するのは面倒なのでこうすると簡単ですよ!

 

こんな感じの扉にします。

ほかの3枚と比べてほぼ同じようになるように工夫しました。

 

ブライワックスで塗装してPPシート貼れば完成です。

 

現地に取り付ければ開閉式の扉部分は完成です!

 

最後にプラダンを使った扉を壁にビスで取り付けます。

左側に隙間ができたので1×1材と1×2材で隙間を埋めました。

これで完成です!

 

照明を付けるとこんな感じです。

柔らかいイメージになった分、暗くなりましたね(笑)

 

【完成品】DIY目隠しのコツ

BEFORE

 

After

 

【使った材料と費用】

【1×2材】 

・400mm×8本   656円

・465mm×6本   655円

・170mm×2本    73円

【1×1材】 

・325mm×3本   94円

・225mm×6本  188円

・170mm×1本   31円

合計金額 1,697円

【使った商品と費用】

・ブライワックス 1/20缶  173円

・PPシート 2枚    216円

・プラダン  1枚    108円

・蝶番 3組     360円

・ビス  4本  3円

・木工用ボンド 少々

合計金額 860円

 

【使った道具】

メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー・1mmドリル

ウエス・木工用ボンド・タッカー

【製作時間】

材料カット      40分

塗装作業       45分

組み立て作業     45分

取り付け作業     30分

 

所要時間 160分

 

今回の作業を含めたキッチンのセルフリノベは進行中です!

詳しくは下記の記事で👇

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