今回もキッチンリノベの続きです!
前回制作した電子レンジ棚の上にスペースができたので扉付きの収納棚を作ってみようと思います。
扉を付けておけば、食料のストックなどをそのまま入れておけるので、扉付き収納棚はあると便利です。
ワンバイ材と100均グッズのみで作りますので、どなたでもチャレンジできる内容になっています。是非お試しください!
今回は929円で作れました!
目次
【材料】ワンバイ材で作る
今回使用する材料は1×2材と1×1材です。
この2つで扉の骨組を作っていきます。1×2材で扉の枠材を作って、1×1材で格子を作ると絶妙なバランスで可愛い扉が作れてしまいます!
骨組が出来たら100均のPPシートを接着すれば簡単に扉がつくれてしまいます。
【材料をカット】カウンター上に棚を作る
【1×2材】
・400mm×2本 扉枠材
・465mm×2本 扉枠材
・240mm×2本 棚受け材
【1×1材】
・325mm×1本 扉枠材
・225mm×2本 扉枠材
【杉板】
・120mm×12mm×530mm 2本 棚材
扉の寸法を100均のPPシートに合わせて作りました。たまたまですが、PPシートをカットしないで使うと寸法が丁度良かったので・・・
棚材は杉板を使いました。厚さ12mmなのでそれほど重いものは載せられません。私は軽い食品ストックだったので杉板を使いましたが、重い材料を入れる場合は1×4材で棚を作ったほうが良いかと思います。
動画でも解説していますので是非ご覧ください!!
【diyで棚作り】2×4材で作るキッチンの収納棚の作り方!100均グッズで簡単に扉制作
【動画時間 1分 5秒】
【作り方】キッチンの収納棚の作り方!
扉の制作
まずは扉を作っていきますね。先ほども話したように100均のPPシートに合わせて扉を作ります。
PPシートがそれぞれ1cmほどかかるように寸法を調節して骨組を作ります。
写真のように外枠を1×2材で作り、格子部分は1×1材で作ります。個人的に好きなバランスです!
枠材の合わせ目は写真のように面を取っておくと綺麗に仕上がります。
かんなで面取りしてもいいですが、なければ#60の紙やすりで削ると良いでしょう!
組み立ての前に塗装をしておきましょう!
今回もブライワックスの「ラスティックパイン」です。ブライワックスはとにかく「擦る」に限ります。艶が出るまで擦っていきましょう!
塗装が終わったら組み立てに入ります。
木口に木工用ボンドを付けます。木工用ボンドは実はかなりの接着力があるんですよ!
ただ完全に乾くまで時間が掛かるのでそれまでに動かないように仮止めしておくことがポイントです。
その仮止めとして一番簡単なのが「タッカー」です。巨大なホッチキスのようなものです。
ホームセンターに行けば販売しています。針は別売りですが1個持っておくとDIYでは何かと便利です。
グルーガンを使えばすぐに接着出来ますが、個人的に何か木工感が無いのでボンドを使っています(笑)
タッカーで全ての骨組みをします。タッカーを打つ面は裏面だけです。
木工用ボンド併用なので片面だけで十分です。したがって表からは貼りが見えないので綺麗に仕上がりますよ!
最後にPPシートを貼り為に木工用ボンドを塗っていきます。
正直言ってタッカーだけでも十分なんですが、木工用ボンドと併用してより扉に強度を持たせるためにボンドも付けていきます。
タッカーPPシートを留めれば扉の完成です!
PPシート自体に強度がある為に、扉の強度が飛躍的に上がります。
裏返せば針などは一切見えません!
【仕上げ】ブライワックスで色付け
棚の制作
扉が出来たので次は棚を作っていきます。
経費削減も踏まえて、棚は杉の板で作ることにしました。
乗せる物の重量にもよりますが、10キロから15キロくらいだったら杉板で十分です。
カットしてブライワックスを塗りました。いつも思うのですが、やっぱりブライワックスはツーバイ材などのSPF材より杉材の方が綺麗に色が入ります。
断然、杉板のほうがカッコよく仕上がるので今後は杉材をメインに考えて作るのもアリかと思っています。
まずは両端に受け材の1×2材を取り付けます!
細い材料なので、ビスを留める前に必ずドリルで下穴を開けないとヒビが入ります。
高さは扉に合わせて設置します。扉を締めた時に棚が見えないようにしました。
レンジやトースターに電源が必要なので延長コードが通るように棚板にあらかじめ穴を開けておきます。
2枚の棚板を留めたらこれだけで棚は完成です!
【チェックポイント】100均グッズで簡単に扉制作
扉の設置方法
最後に扉を現地に設置します。
蝶番で取り付けるのですが、今回のように小さな蝶番の取り付けはハッキリ言って面倒です・・
性格の問題が大なのでしょうが、どうも細かい作業が苦手です。
少しでも楽に作業ができる為のコツは、下穴を開けることです。下穴を開けないで細かい蝶番を設置しようとすると大変です。キィーってなります(笑)
今回のようなサイズの蝶番についているビスは本当に小さいので下穴ようにドリルやビットを専用で揃えておくと便利ですよ!
ちなみに手前が1.5mmのドリルなんですが、作業中ドライバーを倒してしまうと、あっという間にドリルが折れてしまいます・・・・今までに何本折ったことか・・・・・
1本800円とかするので出費がバカになりません。気を付けましょう(笑)
1,5mmの下穴は本当に細いですが、この穴が無いと正確にビスを留めることができない為必ず開けてくださいね。
先に扉側に蝶番を付けておきます。
枠側も先に下穴を開けておきます。
扉側より作業が大変なので頑張りましょう(笑)
最後にしっかりと締まるように金具を取り付けて完成です。
金具はマグネット式もあるのですが、私はこの昔ながらのタイプが好きなのであえてこちらを使っています。
【完成品】diyで棚作り
【BEFORE】
【After】
【使った材料と費用】
【1×2材】
・400mm×2本 164円
・465mm×2本 164円
・240mm×2本 94円
【1×1材】
・325mm×1本 31円
・225mm×2本 54円
【杉板】
・120mm×12mm×530mm 2本 89円
合計金額 596円
【使った商品と費用】
・ブライワックス 1/40缶 87円
・PPシート 1枚 108円
・キャッチ 1個 98円
・紙やすり #60 1/3枚 30円
・ビス・タッカー針 10円
合計金額 333円
【使った道具】
メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー
下地チェッカー・ウエス・木工用ボンド・タッカー・1,5mmドリル
【製作時間】
材料カット 30分
塗装作業(乾燥半日) 20分
組み立て作業 50分
所要時間 100分
今回の作業を含めたキッチンのセルフリノベは進行中です!
詳しくは下記の記事で👇