DIYレシピ集

【DIYキッチンリフォーム】2×4材で簡単に作る壁面収納。調味料入れの作り方をご紹介します!

今回もキッチンリノベの続きです!

今までガスコンロの後ろのカウンターに調味料などをそのまま置いていたのですが、当然ですがガスコンロで油を使うので、調味料入れが油まみれになっていました。

そこで、ガスコンロから直接当たらないように調味料入れを作ろうと思います。

まぁ直接当たらなくても油は空気中に浮遊するので効果は薄いかもしれませんがとりあえずチャレンジしてみます!

もし、油汚れがひどい場合は扉や布などで覆う方法もアリですので、とりあえず収納棚を作ってみますね(笑)

今回は1,383円で作れました!

 

 

 

【材料】

今回使う材料は1×4材がメインです。

ホームセンターでどの材料より安く販売しているので、私のDIYのメイン材料です!

骨組としては2×4材の方が丈夫に出来るのですが、今回は調味料くらいしか入れないので1×4材で十分と判断しました。

収納棚の側板として杉板も使います。側板と言っても正面から見える化粧板ですので、ブライワックスと相性が良い杉板でキッチンの雰囲気を変えてみたいと思います。

工務店時代から思っているのですが、一番部屋の印象を簡単に変える方法として、部屋の一部に板材を貼ることです。

そのカラーを何色にするかでリノベのコンセプトと方向性が見えてくるので、始めに壁に板を貼る事をおすすめします!

 

 

【材料をカット】

【1×4材】 

・240mm×4本   棚板

・910mm×2本   枠板

【1×2材】 

・250mm×2本   棚受け

【杉板】

・600mm×5枚    化粧板

・180mm×4枚    棚板

・端材         棚受け 

まずは材料をカットします。現場の寸法を測って計画してからカットしましょう!

 

動画でも解説していますので是非ご覧ください!!

【DIYキッチンリフォーム】2×4材で簡単に作る壁面収納。調味料入れの作り方をご紹介します!

 

【動画時間 1分20秒】

 

【作り方】

今回の収納棚の作成方法は、箱方に組み立ててから現場に設置する方法をとります。

先に基準となる棚を組み立ててから、付随するところを作っていくイメージです。

まずは1×4材を現場に合わせてカットします。

 

ブライワックスで塗装する

才材料がカット出来たら組み立てる前に塗装しておきましょう!

今回はブライワックスの「ラスティックパイン」を使います。ウエスで擦るように塗布していくと光沢が出て綺麗に仕上がりますよ!

 

組み立て工程

塗装が終わったら組み立てに入ります。

ビスを留める前に3mmほどのドリルで下穴を開けておきましょう。こうしないとビスを留める際に材料がヒビ割れする可能性がある為です。

 

今回はスマートビスで留めていきました。1×4材の厚みは19mmですので40~50mmほどのスマートビスを使うと良いでしょう!

 

箱が出来たらそれを現場に取り付けます。

このように先に箱を作っておいてから現場に設置すると簡単ですので是非お試しください!

 

棚を作る

次は棚を作っていきます。本来であれば棚の部分も1×4材を使ったほうが良いのでしょうが、横からのぞき込まないと見えない為、杉板の余った材料を使います。経費削減です!

杉板を留める為の受け材を設置します。手前の受け材はビスを取り付ける為にある程度厚みがないといけませんので1×2材を使います。

奥の方は壁側にビスが利く為に、薄い杉板の端材で代用しました。

 

2段分の棚受けを設置しました。設置する高さは棚に使う杉板材に厚み分、下げて設置してください。

 

棚材の杉板をカットしてブライワックスで塗装します。あまり見えなくなるところですが一応#180の紙やすりで軽く研磨しておきました!

 

塗装した棚材を受け材にビスで留めます。

これで奥行きのある棚になりました。一番下の棚部分はガス栓があるので奥行きの浅い作りにしておきました。コショウとかの容器を入れようと思っています。

 

 

【仕上げ】

収納棚の側板として杉板を貼っていきます。

この材料はホームセンターでは野地板「のじいた」として販売されています。

住宅の屋根下地材に使っていた材料です。現在では合板を使うことが多くなってますが、一部のホームセンターでは未だに販売しております。

とっても安くて色々と使えますが、乾燥が不十分なものが多く、そのまま使うと数週間後には隙間が数ミリから1センチほども空きます!

ですので購入後は梱包の結束を取って、数週間ほど日陰で乾燥させてから使ったほうが良いです。

 

寸法にカットしたら#180の紙やすりで研磨します。

ここでしっかりと研磨しておくとブライワックスを塗った時に光沢のある、何とも言えない仕上がりになるので、とても重要な工程です。

電動の研磨機でないと綺麗に仕上がらないので電動研磨機の使用をおすすめします。

 

研磨後にブライワックスの「ラスティックパイン」で仕上げます。

写真のように電気の光が反射するほどの光沢が出ます。

 

塗装が終わったら杉板を現場にビス止めして完成です。

こちらもビスを留める前に下穴を開けてから留めましょう!

スマートビスをそのまま留めました。頭が見えますが変に隠すよりおしゃれに仕上がりますよ!

 

横から収納できるようになりました。

 

【チェックポイント】

今回の調味料入れは油汚れ防止のために作りましたが、使ってみて調味料に油が付いたら扉の設置を考えないといけないでしょう。

直に油が跳ねるよりは大分マシでしょうが、これは実際に使ってから検討していきます!

今回のポイントは先に箱を作ってから棚を作る事です。

奥行き分全てを1×4材で作ると、コストが2倍以上かかります。見えない所は割り切って経費削減してもいいかと私は思っていますが、こだわりたいのであれば中の棚部分も1×4材で作ると良いでしょう!

 

 

【完成品】

BEFORE

 

After

 

【使った材料と費用】

【1×4材】 

・240mm×4本   304円

・910mm×2本   228円

【1×2材】 

・250mm×2本   110円

【杉板】

・600mm×5枚    333円

・180mm×4枚    80円

・端材         

合計金額 1,055円

【使った商品と費用】     

・ブライワックス 1/20缶  173円

・紙やすり  #180 1枚  90円

・スマートビス  74本  65円

合計金額 328円

 

【使った道具】

メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー

下地チェッカー・ウエス・3mmドリル・電動研磨機

【製作時間】

材料カット      40分

塗装作業       40分

組み立て作業     60分

 

所要時間 140分

 

 

今回の作業を含めたキッチンのセルフリノベは進行中です!

詳しくは下記の記事で👇

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