今回は上記のようなDIYで最も簡単な棚の制作方法をご紹介します・
幅は30cmで作成しますが乗せたい物に合わせた幅で制作すると良いでしょう。
今回はエイジング加工仕上げも合わせてご紹介するので是非ご覧ください!
目次
材料仕入れ
今回は1×4材と1×2材を使用します。
このために購入するというよりは余った材料で作る感じですかね(笑)
他の作品で余った材料で小さな棚を作ってみましょう!
材料をカット
【1×4材】
300mm×1本(1) 天板
【1×2材】
300mm×1本(2) 天板受け
今回は2本だけなので是非のこぎりに挑戦してみましょう!最初に軽く押して材料に傷を付けるとカットしやすいでしょう。
組み立て手順
①(1)天板にダボドリルで穴を開けます。
これは埋木をしてビス頭を見えなくするためです。両端から5cm程度の所に印をしましょう。
もし材料にヒビが入るようだったら下穴を開けておきましょう!
また、ダボドリルは端から1cm位の所を中心にして開けましょう。あまり端すぎると埋木の際に材料が割れてしまいます。
② 材料(1)を下記のように材料(2)にビスで取り付けます。
今回は32mmのコーススレッドを使いました。
ビスを締める時に下記のように反対側にも同じ幅の材料を挟んでおくとビスを簡単に締める事ができます!
これをやらないと材料が斜めになって施工しにくいです。
③ビスを締めた後にダボ穴に木工ボンドを付けます。
④埋木を打ち込みます。今回は10mmのダボドリルを使ったので10mmの丸棒を打ち込みました!
⑤埋木をカットしたら紙やすりをかけます
通常の鋸ですと材料に傷がつきやすいので、慣れるまでは「あさり」のない鋸を使うと良いです。ホームセンターに行けば購入できます。
⑥これで組み立ては完成です!
エイジング加工
棚自体の制作はとっても簡単ですので、今回はエイジング加工もしてみます。
エイジング加工とは使い古したように加工する方法で作品がとてもおしゃれに仕上げりますので是非チャレンジしてください!
①粗めの紙やすりで角を削ります。#60くらいが良いでしょう!
好みに合わせて角を取ってください。
裏側も削って丸みを持たせると良いでしょう。
②同じ#60の紙やすりで下記のように材料に対して直角に削ると作品に味が出ます。
③鋸の先端で下記のように引っかき傷を付けることも作品に味を持たせます。
④ビスで下記のように材料の端に傷を付けることも方法の一つです!
上記のように材料の白い所(木目の間)を削るようにするとエイジング加工の精度が上がります。
何故なら、木は白い所の方が柔らかいので経年劣化が早く起きます。ですので白い所から削れていくので嘘っぽくなりません。
⑤最後に#180の紙やすりで全体的の磨けば完了です!
削り具合はあなたの好みに合わせてください。角が取れていい感じになりました!
仕上げ工程
エイジング加工をした場合は必ず塗装で仕上げてください。
オイルステインで塗装するとエイジング加工が際立ってくれます!
①ウエスで全体的にオイルステインを塗ります。
②全体的に塗ったら10分ほど乾かして2度塗りをします。
鋸で引っかいた所やビスで削ったところの色が濃くなっているのが分かると思います。
傷を付けた部分にオイルステインを塗ると濃くなることを覚えておくと、エイジング加工時に役に立ちます!
埋木もアクセントになっていい感じです!!
これで完成です!
まとめ
【完成品】
【使った材料と費用】
・1×2材 6フィート 1/6本 55円
・1×4材 6フィート 1/6本 38円
・丸棒 10mm 1cm 2円
合計金額 95円
【使った商品と費用】
・コーススレッド32mm 2本 0.6円
・オイルステイン 少々 50円
合計金額 50.6円
【使った道具】
さしがね、鉛筆、のこぎり、インパクトドライバー(プラスドラーバー可)
ダボドリル10mm・ウエス
【製作時間】
初心者でも10分程度で完成します。
エイジングはこだわりによって差が出ますが10分程度もやれば十分でしょう。
材料費150円未満という驚異のコスパです。正直100均でもこの湯女商品は売っていますが、自分で作った棚は愛着が違います。
ましてやエイジング加工をするともっと愛着が沸いてきます。
他の作品を作って材料が余った場合は是非お試しください!