今回は上記のような簡易2段棚の制作方法をご紹介します・
幅40cm×奥行19.2cm×高さ45cm
最も簡単な棚の制作方法ですが、初心者が作ると横にグラグラと揺れてしまう事がよく起こります。
簡単な方法で棚を頑丈にする裏技も合わせてご紹介するので是非ご覧ください!
目次
材料仕入れ
今回は1×2材を1本と1×3材を3本使用します。
奥行きが広い作品にしたければ1×3材を1×4材にすると良いでしょう!
材料をカット
【1×2材】
362mm×2本(1) 補強材
173mm×4本(2) 天板受け材
【1×3材】
450mm×4本(3) 脚部・縦枠
400mm×3本(4) 天板1段目
362mm×3本(5) 天板2段目
※()内は下記、木取り図から抜粋
組み立て手順
①(5)天板2段目と(2)天板受け材を写真のようにビスで留めます。
天板は少し間を開けて設置すると良いでしょう。写真のようにインパクトドラーバーをまっすぐに押し付けて締めてください。
ビスはスマートビスの30mmを使いました。スマートビスだと材料にヒビがはいりづらいので下穴を開けずにビスを締めます。
もしヒビが入りそうになったら下穴と開けましょう!
②もう片方も同じようにビスて留めて、写真のような形にしてください!
③ 材料(3)に鉛筆で寸法を記入します。2段目の天板の高さですので入れる物の寸歩によって決めましょう!
今回は300mmで設定します。
④ 線をつけた材料(3)に先ほど作った部品を写真のように取り付けます。
引いた線と天板の上端を合わせて留めてください。
赤丸の箇所に1×3材を挟んでおくと同じ間隔になります!
⑤もう1方の同じくビスで留めます。
4本目の脚部を設置する時に、一度平らなところに置いてから写真のように4本目を留めるとグラグラしません。
こうすることで初心者でもグラグラしません!
⑥(2)の材料を写真の位置に留めます。
この時も1×3材を間に挟んでおくと正確に間隔が測れます!
⑦もう片方も留めて写真のようにします。
⑧(3)天板1段目を取り付けます
天板を3枚並べて写真のように4点を先にビスで留めると失敗しないでしょう。
またその時に赤丸のように材料のクセでずれる場合があるので、しっかりと材料を抑えながらビスで留めましょう!
⑨これで完成です
作品を丈夫にするコツ
DIYでよくする失敗に出来上がった作品がグラグラする事があります。
今回作った棚は写真のように横からの力に弱い傾向にあります。今回は45cm程度の作品なのであまり揺れませんが。これが倍くらいの大きさになると大きく揺れます。
そこで揺らせない為の方法が写真のような材料を入れる方法です。
Aの幅が広ければ広いほど作品は丈夫になります。この基本を覚えておくと出来上がった作品が揺れる時に使えます!
2段目にもいれればもっと丈夫になります!
これで、どんなに押してもビクともしません!!
仕上げ工程
今回はSPF材の白木のままの風合いがイメージだったので仕上げはしていません!
オイルステインで好みの色に塗装すれば全く印象も変わります。
まとめ
【完成品】
紅茶専用の棚にしようと思ってます!
【使った材料と費用】
・1×2材 6フィート 1本 328円
・1×3材 6フィート 2.5本 1,070円
合計金額 1,398円
【使った商品と費用】
・スマートビス30mm 32本 23円
合計金額 23円
【使った道具】
さしがね、鉛筆、のこぎり、インパクトドライバー(プラスドラーバー可)
【製作時間】
材料カットに初心者ですと15分から30分。
組み立てにも15分から30分くらいが目安でしょうか。
私の場合は30分かからずに完成しました。とても簡単ですので是非お試しください。