DIYの仕上げにはオイルステインがよく使われています。
素人でも塗りムラが目立たず、おしゃれに仕上がるので多くの方から人気です。
オイルステインの特徴として塗布後に布(ウエス)で拭くという工程があります。この工程があるので色ムラが目立たずに仕上げられるのです。
このウエスはホームセンターで売っているのですが、自分でも作れるので是非作ってみてください(とはいいつつ、布を切るだけですが・・・)
今回はウエスについてお話しします。
ウエスって何?
ウエスとは「ぼろ」とか「くず」を意味する「Waste」から、そう呼ばれるようになったそうです。
もともとは油を使う工場で使い始めたものですが、現在では家庭の使い捨て雑巾やDIYの塗装用として使われるようにもなりました。
ウエスをストックしておくと塗装以外でも掃除とかに役立つので、是非作り置きしておきましょう!
ウエスの便利な点
DIYにおけるウエスの便利な点は、刷毛で仕上げる塗装と違い、仕上げに色ムラが起きないことです。初心者でも簡単に仕上げができます。
オイルステインは塗るというより、ふき取るというイメージで塗装すると上手くいきます!
このように趣味でやるDIYにおいてウエスは大事な道具の1つといえるでしょう。
ウエスの作り方
作り方と言っても、いらなくなった布や服をカットして使うだけです。
特にシワシワまで使った肌着なんかは最高です(笑)
切断方法はカッターよりハサミの方が危険もなくカットしやすいです!
ただ、ウエスに向いている生地と向いていない生地があるので、向いていない服は違う方法で処分しましょう。
ウエスに向いている生地
塗装用のウエスとしての向いている生地を前提でお話しします。
何と言ってもTシャツのような生地が一番、塗装のウエスには適しています。私はユニクロさんのタンクトップを多用しています。ゆるゆるになったらすぐにウエスになっていきます(笑)
綿が主な洋服ならば極端に厚手でなければ適しています。
またタオルなども適していますが、高級なふわふわなタオルだと材料に引っかかり糸が出ることがあるので、なるべく安物の方が適しています。
ウエスに向いていない生地
つるつるした生地はウエスに適していません。また、毛羽立ってる生地もやめておきましょう。
ハンカチみたいな薄い生地やジーンズ生地も適しません。コートのような厚手の生地やフリース生地も適さないのでやめておきましょう。
ウエスのサイズ
タンクトップですと写真のように1枚から4枚のウエスを作るくらいが丁度良いでしょう!あまり大きすぎても小さすぎても使いづらくなるので目安にしてください。
ウエスの使い方
では実際にウエスを使ってみましょう!
塗料がウエスにつけやすいようにオイルステインを別の底の浅い容器にいれると施工しやすいです。
オイルステインをウエスにつけて材料に塗布します。塗るというより刷り込むイメージです!
作業は手袋を着用して行って下さい。私はいつも忘れてしまいます(笑)
全体的に塗布すれば完了です。
とにかく簡単です!
オイルステイン仕上げだと塗りムラが味に見えるので初心者でもおすすめの仕上げです。
ウエスは同じものを何回か使えますので、とっても経済的です。