この記事では、これからDIYを始めたい人へ最低限に必要な工具をご紹介します。
超初心者用の工具の紹介ですが、さらに2段階に分けて解説していきますね。
1段階目は本当に始めるための第1歩として、100円均一でも揃えられるセットをご紹介します。作れるものは簡単な棚くらいですが、まずはDIYの楽しさを知っていただくために、段階を分けて紹介します。
2段階目はDIYの楽しさを知って、少し本格的に始めようかという人へ初心者工具セットをご紹介します。
工具について何を揃えればよいか迷っている人は是非ご覧ください。
目次
まずはお金をかけずに始めてみる!
DIYを始めよう=工具を買い揃えるっていう人は意外に多いです。
特に男性は物を揃えることに喜びを感じる傾向が強いので、まず形から・・・という人が多いですがちょっと待ってください。
まずは本当にDIYが自分に会っているか確認してからでも遅くありません!
その為に超、超初心者が揃えるべき工具から揃えて、まずは1つ簡単な作品を作ることが重要です。そして面白かったら徐々に工具を買い揃えていきましょう。
全国どこにでもある100円均一ショップで簡単にDIYが楽しめる時代です。すのこを2つ買ってビスで留めるくらいの簡単なDIYから始めてみるのも面白いものです。
初心者におすすめ工具①
まずは100円均一で買ってビスで組み立てる程度のDIYができる工具をご紹介します。
基本的に材料のカットもしないでビスで組み立てるだけなので、本当に最低限の工具セットです。
スケール(メジャー)
スケールとは材料や設置個所の寸法を測る工具です。DIYの最もメインの工具となりますので始めに準備しましょう。
布などを測るビニール製のものではなく、金属製の物を選びましょう。長さについては始めは3mもあれば十分ですが、将来の事を考えて5m程度の物を選んでおきましょう。
メートルと尺が選べますがあなたが見やすい方を選んでください。私的には尺表記のものをおすすめします。メートル表記ですと細かすぎて見難いという難点があります。尺表記に比べてメートル表記は約3倍も細かいので、尺の方が使いやすいです。
ただ尺表記に慣れるまで時間がかかるかもしれません。
プラスドライバー
プラスドライバーはビスを締める工具です。本格的に始めるにはインパクトドライバーが必須ですが、まずは手動のドライバーで十分です。電動工具を使うようになってからでも、使用するので安心して準備しておきましょう。
あまり小さなドライバーを選ぶと締める時に力が必要になるので全長が20cm程度の物をおすすめします。
小さなドライバーやマイナスドライバーは特殊なビスを締める時に必要になりますが、まだ始めは1本あれば十分です。
最初はこれで十分
以上たった2点です(笑) 最初はこれで十分です。
あとは材料に合ったビスか釘があれば、簡易的なDIYはすぐにでも始められます。
作品を置きたい場所の寸法を測って、100均で材料を購入。そして組み立てるだけの初歩的なDIYですが、十分DIYの楽しさを実感できます。
初心者におすすめ工具②
初歩的なDIYでは物足りなくなってきたら、もう少しステップアップしてみましょう!
ここからは材料をホームセンターで購入してカットしてから組み立てるDIYを想定しておすすめ工具をご紹介します。
さしがね
さしがねというのは直角を出すための工具です。材料を自分でカットするためには必需品になります。
メートル表記と尺表記がありますがどちらでも好きな方を選んでください。私のおすすめはやはり尺表記です。スケールの表記と合わせた方が使いやすいです。
大きさは小さい物を選ぶと使える場面が限られますので標準のサイズの物を選んでください。(メートル:50cmまで表記がある物、尺:15まで表記のある物)
のこぎり
のこぎりのおすすめは断然「ゼットソー」です!替え刃式ののこぎりで一度購入すればあとは替えの刃だけ付け替えれば済みます。
刃の種類が沢山ありますが「265」と表記のあるものだけ購入すれば十分です。
プロも使っているのこぎりなので切れ味は最高です。ただ一度でも釘などを引いてしまうと、途端に切れ味が落ちるので注意してください。
かなづち
かなづちは釘を打つための工具です。DIYではほとんどビス留めなので必要ないかもしれませんが、1本持っておくと何かと重宝します。
大きさというより重さで表記されることが多いですが、一般的なサイズは300g(80匁)と表記してあるものです。
女性の方で重いと感じたら、自分が使いやすい重さを選んでください。ただし軽くなればなるほど釘を打ち込むことが大変になることを覚えていてください。
バール(くぎ抜き)
バールとは釘を抜いたりする工具です。こちらもビスで留める場合はほとんど必要ありませんが、釘を打ち付ける際に曲がってしまうと、バールがないと抜けません。
最初の1本は30cm程度の物を選ぶと良いでしょう。
紙やすり
紙やすりは自分で材料をカットし始めると必ず必要になってきます。
出来上がった作品を仕上げるために使用します。写真のようにハンドサンダーを購入しなくても、木材の破片に紙やすりをあてて使う事も出来ます。
DIYの楽しさを知ることが第1歩
以上が初心者のためのおすすめ工具です。
あえて2段階でご紹介した理由は、まずはお金をかけずにDIYを知ってもらいたいためです。数百円で始められるってことがDIYの良い所。
DIYの魅力の1つに工具を揃えることがありますが、まずはDIYって楽しいのか?を体験してもらい、その後に工具は徐々に買い揃えてもらえればいいと思います。
今回紹介した工具は上級者になっても使い続けられるものばかりなので、どれも無駄になりません。始めは高い工具でなくてもいいんです!
ホームセンターに行くと数えきれないほどの工具やアイテムがあって悩んでしまいますが、まずは今回ご紹介した工具を選んでみてください