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DIYに最適の材料 2×4って何?ホームセンターで買えるDIY用木材の寸法を解説

DIYで最も使い勝手が良い木材はSPFの「1×材」(ワンバイ材)や「2×材」(ツーバイ材)です。

理由は全国のホームセンターで販売していることと種類が豊富だということ、そして寸法が一律で決まっている為、材料として使いやすい点が挙げられます。

しかし、SPFって何?、ツーバイ材ってどんなサイズがあるの?など、詳しく分からない人が大半ではないでしょうか。

そこで今回はそれらの寸法を分かりやすく解説しますので、ツーバイ材の事を知っていただきDIYでの制作準備に利用してください!

 

ツーバイ材ってどんな木材?

「2×材」(ツーバイ材)はもともと「2×4工法」(ツーバイフォー)に使用される木材の事を言います。

日本にある木造軸組工法とは違って壁(面材)で強度を出す工法の一種です。私が大工時代には全くと言っていいほど使わなかった材料ですが、DIYを始めてからは一番お世話になっている材料です。

2×4材と言うのは材料の寸法を表しています。2インチ(50.8mm)×4インチ(101.6mm)という意味だったのですが、材料の乾燥による収縮で1.5インチ(38mm)×3.5インチ(89mm)程度のサイズに規格化されてしまいました。

この2×4材を主軸に沢山の種類の寸法があります。

 

SPF材って何?

人によっては「2×材」をSPF材と呼ぶ人もいますがSPFとは材質の事を指します。

S=スプルース(エゾ松)

P=パイン(松類)

F=ファー(モミ類)

の3種類を総称したものです。

加工もしやすく、ある程度表面も削ってあり、面取りまでしてあるので、DIYにはうってつけの材料となります。

 

準備段階で寸法を知っておくメリット

何故、DIYで「2×材」をおすすめするかと言うと、寸法が規格化されているからです。

自宅で作るもののイメージを膨らませる時に、使用できる材料を知っているかいないかでは、作業効率が大きく違ってきます。

私なんかは材料を見て、作るものを決めてしまうことだってよくあります。この材料をここに使ってみよう!などの発想から作品ができる事ってよくある事です。

全て覚えなくてもいいですが、メインどころの寸法は覚えておいて損はありません。

この「2×材」は一般的な大工さんは全くと言っていいほど使いません。大工さんが使う材料はまた少し種類が違います。目的が家を作る為だけの材料なので種類もさほどありません。

それに比べて「2×材」は種類が豊富なのでDIYには最適の材料となります。

 

規格寸法一覧

では、実際にどんな寸法の物があるか小さい物から順番に紹介していきますね!

図では材料を輪切りにした断面図で高さと幅を解説しています。

 

ワンバイ材のサイズ

●1×1~1×4材

まずは一番小さなワンバイ材からご紹介。

全般的に小物などで活躍する材料になります。私的にはどれもよく使う材料ですが、特に1×4材はすのこや椅子の座面など使い勝手のよい材料となります。

 

●1×6~1×10材

薄くて幅の広い材料となるのであまり使う場面はありません。ホームセンターにはあっても1×6材くらいまでしかない場合がほとんどです。

背面材や底板などに使えますが、薄くて幅がある為に反り(変形)が起きやすいので、合板などで代用することをおすすめします。

ツーバイ材のサイズ

●2×2~2×6材

ツーバイ材は代名詞となっているだけあって使用頻度も高い材料ですね。

材料の厚みも38mmあるので、下地材や骨組みに使用することをおすすめします。

例えば2×2材は椅子の脚に最適の材料ですね!

2×4材は万能選手であらゆる下地に使えます。一番のおすすめは賃貸物件などで壁にビスを止められない時によく使用するディアウォールで使うことです。

上下に突っ張る金具を取り付けて壁や天井に傷をつけずに壁下地が作れます。

全国どこのホームセンターに行っても必ず置いてあるDIYの定番商品です!

 

●2×8~2×12材

2×8以上の規格はある程度、規模が大きいホームセンターに行かないと置いていませんが、実は私はよく使っています。

横に使えばテーブルの天板となり、縦に使うとウッドデッキなどの骨組みに使えます。

DIY初心者の方には無縁の材料かもしれませんが、テーブル制作にはおすすめの材料です!

ただこちらの商品も反り(変形)が起きるので注意が必要です。

 

 

 

スリーバイ材のサイズ

●3×4と3×6材

スリーバイ材はほとんど使う機会がありませんが、規格がありますので一応紹介しておきますね。

当然、取り扱っているホームセンターもほとんどありません。

他の材料で十分に代用が利くために必要性が低い材料ですね。

 

 

フォーバイ材のサイズ

●4×4~4×8材

最後はフォーバイ材の材料です。

この辺りになると小屋やウッドデッキなどの本格DIYでしか使う機会はないでしょう。

中でも4×4材は柱の材料として使う機会があるかもしれませんが、このような材料を使うためには電動工具が必須となってきます。

手で切るには骨のいる材料ですよ!

 

 

長さの表記方法

長さも種類があります。フィートで表記してありますので下記を参考に計画を立ててください。

3フィート 約910mm

6フィート 約1820mm

8フィート 約2400mm

10フィート 約3000mm

12フィート 約3650mm

断面と合わせると種類が沢山になるのですべての商品を在庫しているホームセンターは少ないでしょう。

車や手で運ぶことを考えてなるべく短い、最適のサイズを選びましょう。

どうしても長い材料がいる場合は、店舗によってトラックの貸し出しサービスを行っているのでそちらを利用してみてください!

 

 

どこで売ってるの?

代表的な2×4材や1×4材はどこのホームセンターに行ってもありますが、それ以外の特殊な寸法を在庫している店舗は少ないため、なければネットで買うかホームセンターに取り寄せてもらいましょう!

私のおすすめは「なるべくお店にあるもので作る!」

用意できる物を工夫して作品を作ることもDIYの楽しみの1つです!

自宅から近くて、在庫の多いホームセンターを探して、そこを自分のホームとするのもアリです。そこの在庫の寸法をメモっておけば制作時に参考になります。

 

 

DIYで一番使う材料

今回ご紹介したツーバイ材がDIYで最も使われる材料です。

最も使われる理由は寸法が規格化されているからだとお話ししましたが、それってつまり作品の制作準備に材料の寸法が分かっていることが重要ってことです。

ですので、無理に2×材のみを使うのではなくて、自分のいつも使うホームセンターの在庫さえ把握していれば、どんな材料を使っても構わないということです。

自由に自分らしく、自分に合った作品が作れればそれが一番良い結果です。

ただ、1つの作品は1種類の材料で作ったほうが仕上がりが美しくなりますので、やはり2×材を使ったほうが初心者には良いかもしれません。