今回はゴミ箱収納を制作します。
キッチンには必要な収納ですが、できればあまり目立たせたくないですよね?
そこでカウンター下に収まるようにキャスター付きのゴミ箱収納を作ります。カウンター下に締まった時に壁に見えるように作ってしまえば気になりません!
燃えるゴミ用とプラゴミ用の2個作りました。
今回の製作費は2,587円でした!
目次
【材料】セリアの便利アイテム
セリアさんやダイソーさんには写真のようなキャスターまで販売しています。これが2個で100円とは凄いですね・・・
このキャスターと使ってカウンター下に収納できるゴミ箱を作っていきます!
底板としてMDFを使います。今回は12mmの厚さを使ったのでホームセンターで購入しましたが、5.5mm厚でしたら100均でも販売しているんです!用途に合わせて経費削減しましょう!
【野縁材 (のぶち)材 30mm×40mm】
・600mm×8本 骨組材
・240mm×10本 骨組材
・215mm×8本 骨組材
【杉板 野地板(のじいた)120mm×12mm】
・800mm×6枚 化粧板
【MDF 12mm】
300mm×300mm×1枚
動画でも解説していますので是非ご覧ください!!
【DIYキッチン収納】キッチンカウンター下を有効利用!100均アイテムでゴミ箱収納を作る方法をご紹介!
【動画時間 1分5秒】
【作り方】DIYキッチン収納
まずは材料のカットから。MDFを半分にカットします。製品が600mm×300mmだったので半分で丁度300mmの正方形です。これが底板になります。
これくらいの寸法が丁度、燃えるゴミ袋(大)サイズだったのでこのサイズで制作します。
続いて骨組となる材料もカットします。建築資材に野縁(のぶち)と言う材料があります。
30mm×40mmと36mm×36mmの2種類があるのですが、どちらも今回のような骨組材に使う時に便利です。
ちなみに私はある理由でツーバイ材を使わないことにしたですが、一般的にはツーバイ材の方が便利です(笑)
この野縁で骨組を作っていきます。外寸で300mmになるように、そして高さはカウンターに収まるようにカットします。
カットしたらビスで組み立てていきます。スマートビスで組み立てていけば下穴は必要ありません。
ちなみに元大工から言わせていただくと、ホームセンターで売っている材料は基本、上質な木材とは言えません(笑)
殆どの材料が曲がっていたり癖がありますので、組み立てる時にどうしても上手くいかなくなりますが、ある程度仕方ありません。購入時になるべく曲がっていない材料を選ぶと良いでしょう!
こんな感じで組み立てます。上部は野縁1本分段を付けています。
これはゴミ袋を固定するための材料をはめ込むスペースです!
底板のMDFをビスで留めます。キャスターを安定的に取り付ける為ですね!
キャスターも100均です!驚きです。サイズも大と小があるので色々な用途で使えることができます。
キャスターを底板にビスで取り付けます。今回、写真のようにケチって3箇所の設置しましたが、失敗でした・・・
3箇所ですとスムーズに稼働が出来ないのでケチらずに4箇所に設置しましょう(笑)100円ですもんね。。。
キャスターを付ければこのような可動式の箱が出来ます!
同じものを2個作ります。分別するゴミの種類だけ作りましょう!
【仕上げ】ゴミ箱収納を作る方法をご紹介!
収納の化粧材を杉板で作ります。私の大好きな杉板です(笑)
ホームセンターでは野地板(のじいた)として販売されています。住宅の屋根の下地材ですね。とても安価で手に入る一方、乾燥度がかなり低いので十分に乾かしてから使わないと、後々隙間が出来てきます。平気で5mm位隙間が出来るので乾燥は十分にしておきましょう!
キャスター収納2個分の長さにカットします。
#180の紙やすりでしっかりと研磨します。材料によってはかなり表面がザラザラな物がある為、一度#100程度の粗い紙やすりで削った後に仕上げると良いかもしれません。
電動の研磨機をおすすめします。研磨度合いが手で削るのとでは格段に綺麗に研磨できます。
研磨後に長さをカットします。一番上の板には欠き込みをしておき、取手の代わりとしました。
塗装はブライワックスの「ラスティックパイン」です。ウエスでしっかりと擦りながら塗装してください!
しっかりと擦ると写真のように艶が出ます。
塗装した杉板をキャスター収納にビス止めしていきます。
ブラウンかブラックのビスで留めれば目立ちません。
上まで全て貼るとこんな感じです。
2つとも貼って並べるとこんな感じになりました!
ちゃんと木目が通るように1枚の杉板が同じ段になるように注意すると綺麗に仕上がりますよ!
【チェックポイント】キッチンカウンター下を有効利用!
完成したらゴミ袋を設置するのですが、袋をしっかりと固定したいですよね?
袋を枠に引っ掛けておくだけでも固定は出来るのですが、中にゴミを入れる時に袋が外れる可能性があります。
そこで、骨組を作った時に野縁1本分凹ませていた箇所に野縁を後で差し込めるようにしました!
この野縁を凹みに差し込めば袋が固定できます!
【完成品】DIYキッチン収納
【BEFORE】
【After】
【使った材料と費用】
【野縁材 (のぶち)材 30mm×40mm】
・600mm×8本 528円
・240mm×10本 247円
・215mm×8本 198円
【杉板 野地板(のじいた)120mm×12mm】
・800mm×6枚 399円
【MDF 12mm】
300mm×300mm×2枚 648円
合計金額 2,020円
【使った商品と費用】
・ブライワックス 1/20缶 173円
・キャスター 3組 324円
・紙やすり #180 2/3枚 60円
・ブラウンビス 10円
合計金額 567円
【使った道具】
メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー
ウエス・電動研磨機・かなづち・のみ
【製作時間】
材料カット 40分
塗装作業 30分
組み立て作業 40分
装飾作業 20分
所要時間 130分
今回の作業を含めたキッチンのセルフリノベは進行中です!
詳しくは下記の記事で👇