今回は前々から気になっていたブライワックスの「トルエンフリー」について実際に使った感想をお話しします。
トルエンフリーとは匂いが少ないワックスと言う意味だそうです。
ブライワックスはオイルステイン系の塗装に比べると、そもそも匂いが強くないのですが、
匂いは無い方が助かります。
丁度、前回のDIYで手持ちのブライワックスが無くなったので、良い機会だと思いトルエンフリーを購入してみました。
目次
【材料】杉板とブライワックス
ただ目的もなくブライワックスを塗るのも勿体ないので、前回作った収納部の天井付近の見切り材を作っていきます!
天井と壁の間には廻り縁(まわりぶち)と呼ばれる部材が付いていることが多いです。これを簡単に隠す方法を合わせて解説していきますね。
使う材料は杉板です。使う材料は何でも良いのですが、廻り縁の厚さより厚い材料を選ばないと上手く施工できないので注意が必要です。
といいつつ、廻り縁は大体1cmの厚みもないので、ほとんどの材料は対応可能でしょう(笑)
【杉板 野地板(のじいた)120mm×12mm】
・240mm×2本 見切り材
【作り方】ブライワックスは使いやすい
今回使うブライワックスは「ラスティックパイン」です。
今まで使っていたカラーなので比較するにも同じ色が良いとの理由です。
Amazonで購入すれば翌日に届きます。本当に便利な世の中になりました。私の様な田舎で暮らしている者にとってAmazonさんは救世主です!
まずは蓋を開けてみました。緊張の瞬間です(笑)
ブライワックスあるあるですが、最初って蓋がキッチキチで開かないんですよね・・
インスタとかを見ていると専用の開ける工具があるようですが、私は釘で地道に開ける派です(笑)
開けてすぐに思った事。「あれ、匂いがしない・・・」です。
正直、若干の匂いはありますが、まったく気にならない程度です!私の鼻がもうおかしいのかもしれませんが、この程度なら賃貸住宅で使用しても苦情はないと思います。
これもブライワックスあるあるですが、夏場ってワックスが液体化していて開ける時に気を付けないとこぼれて大変なことになります。。。
ウエスのワックスを付けて早速、杉板に塗装してみました!
手袋はビニール製のものがおすすめです。初めのうちは布製の手袋を使っていましたが、塗料が浸透して手に付いてしまいます。
ホームセンターに行けば安くて大量に入っている商品が沢山あるのでそちらを使うと良いでしょう!
実際に材料に塗った感触もオリジナル缶と一緒ですね。
塗っていくうちに「これってオリジナル缶より色が濃くないか?」とも思いましたが、よくよく考えてみるとワックスが液体化しているので材料に色がよく入ったからだと結論付けました。
したがって「トルエンフリー」は匂いが少ない分、断然おすすめと言う事です!
ただ内容量がオリジナルワックス400mに対してトルエンフリーは370mlなので、量が少なめです。
Amazonでの値段はオリジナルワックスの方が高い場合もあるし、逆の場合もあるので一概に言えませんが、全体的にオリジナルワックスの方が高い傾向なので、トルエンフリーが量的に高いとは言えないでしょう!
【仕上げ】夏のブライワックスあるある
杉板を塗装したので廻り縁の目隠しも完成させておきましょう。
板を2枚準備してブライワックスを塗っておきます。
1枚目の板を廻り縁の下にビス留めします。この上に2枚目の杉板を重ねてビス止めをするだけです。
材料を欠き込むと大変な作業になりますが、このように重ねて施工するととても簡単に目隠くしができます!
2枚重ねるとこんな感じになります。すこし材料が大きすぎましたね(笑)天井付近に使う見切りはなるべく小さい方が圧迫感は無いと思います。
【完成品】廻り縁を隠す方法
【BEFORE】
【After】
【使った材料と費用】
【杉板 野地板(のじいた)120mm×12mm】
・240mm×2本 23円
合計金額 23円
【使った商品と費用】
・ブライワックス 1/60缶 45円
・紙やすり #180 1/3枚 30円
・ビス 3円
合計金額 78円
【使った道具】
メジャー・さしがね・のこぎり・インパクトドライバー
ウエス・木工用ボンド・ドリル2mm・電動研磨機
【製作時間】
材料カット 10分
塗装作業 10分
組み立て作業 10分
装飾作業 0分
所要時間 30分