今回は部屋のドアを取り付ける方法をご紹介します。
と言ってもいらなくなったドアやコルクボードを使ったごくごく簡単な扉の取り付け方法です。
なかなかご自宅にいらなくなったドアなんてないと思うのですが、そのいらなくなったドアも簡単に作れる代物なので是非参考にしてください。
料理が得意な人が冷蔵庫のありもので料理を作る感覚で見て頂けたら助かります(笑)
【材料】2×4材で下地を作る
まずはドアの幅に合わせて壁を作ります。
ドアの幅よりも広く設定しておかないとドアが入らなくなります。蝶番を閉じた状態からさらに5~7ミリ大きく設定しておきましょう。
次にドアの高さに合わせて上部の壁を作ります。
こちらもドアの高さより1cmほど大きく設定しておきましょう。
写真では1×4材で作りましたが本当は2×4材で作ったほうがしっかりと作れます。予算削減でケチりましたww
【作り方】扉やドアを自分で作る簡単な方法!
開口が出来たら実際にドアを設置します。
今回はいらなくなったドアを使いますが、新たに作る場合にもおすすめの方法があります。
それは「シナランバー」と言う製品を使うことです。写真のドアもシナランバーです!
合板の両面を綺麗なシナベニアで仕上げた板材で、厚さのバリエーションが沢山あります。
今回は扉なので30mmの厚さのシナランバーを使いました。製品が狂いづらくカットするだけでもう立派なドアになります。
装飾をしたいのであれば薄めのシナランバーを購入して装飾材を接着すれば良いだけです!
ドアを設置する時は写真のように下に5mm程度のべニアを挟んで蝶番を取り付けると良いでしょう。経年劣化でどうしてもドアはダレてくるので少し大きめに隙間を開けておくことをおすすめします。
蝶番はドア側に先に取り付けておき、枠材に調整しながら取り付けると良いでしょう!
ドアを取り付けたら写真のように上部に「戸当たり」と言う材料を付けましょう。
戸当たり(とあたり)とはドアが閉まって当たる部分の事です。これがあるとドアがしっかりと締められますし、ドアと枠の隙間もなくしてくれます。
材料は余った1×1材を使いました。
同様にドアの立枠にも戸当たり材を付けましょう。本当は上まで付けるのですが、今回は立枠が無い仕様なので写真のように途中で留めます。
1×1材が無くなったので余っていた1×3材で対応しました・・・
この部材にマグネットなどを付ければドアを締める助けになります。
締めると隙間をごまかしてくれます。
これで超簡易的ですがドアの取り付けは完了です。
やってみれば意外と簡単です。ただ蝶番の取り付けや開口の幅などはしっかりと計画しないと失敗する原因になるので注意が必要です!
【仕上げ】MDFで壁を塞ぐ
残りの壁を埋めていきましょう!
今後の予定が決まっていないので耐火ボード使わないでMDFを壁材として使いました。MDF材は木粉を固めた材料なので、そのまま塗装しても綺麗に仕上げる製品です。
あとで面倒になって塗装だけで仕上げられるように念のためMDFを使っておきますw
MDFはカットしやすく施工性がとても良い便利な材料なのでよく使います。値段もお手頃なのでおすすめです!
塗装仕上げしてもいいように頭に小さな釘で留めました。
MDFはそのままでもおしゃれな仕上げりですね!今後どうするか悩むところです。
全て貼りました。開口部分は小さな扉を付けようと思っていますので、とりあえず壁部分は終了です。
【チェックポイント】蝶番を取り付けるだけで出来る。
さて開口部に小さな扉を付けようと悩んでいたところ、昔、工務店時代に使っていたコルクボードを発見!
しかもビックリするくらいサイズがピッタリ!!これは使わない手はありません。
ペコペコで物凄い素人感丸出しですが、今回はとりあえず空間を閉じられればいいので良しとしましょう!経費削減です!
扉を付けて完成です!
何故扉を付けたかと言うと長い材料もカットできるようにです。6フィートを超える材料もカットできるように扉を付けて対応しました。
ってホコリが散らないように作った部屋なのにこれじゃ開放していて何の意味もないじゃないかー!!
はい、その通りです。ですのでその内作り変えます。あくまでもやっつけ作業でした(笑)
【完成品】DIY壁リフォーム
全体的にやっつけ作業ですいません。。。
でもドアを付けるってとても簡単だということをお伝えしたかったんです。
シナベニアをカットすればドアの完成です。今回は取手や装飾をしていませんが、きっちり装飾すればおしゃれなドアになります(もう少しお待ちください)
シナベニアを塗装するだけでも良いと思います。
誰でも作れると思いますので是非チャレンジしてみてください!!